見感 mikan

アート好きのひとり言

今年のベスト10展覧会 その④・⑤・⑥

今年を1つ1つ振り返っている間に来年になりそう。

ということで今日は今年よかった3つの展覧会を書き残す。

 

ブログの続きで今回は④⑤⑥つ目を。

まずは京都・祇園にある現代美術 ⾋居で開催されたマルタ・コラーダ(MeiMeiというアーティスト名で活動)『KAMI』。

作品は日本初公開。写真家としてアート表現をスタートした彼女は2016年から写真のようにフェルト、陶芸を使った立体作品を制作し始める。

狐やうさぎと、文字で書くとそれ自体を想像してしまうけど、実物を前にすると神秘的で可愛さや奇妙さ、ちょっと怖さもあって、色々な感情を湧き出させる作品。独特の世界観にすっかりハマってしまった。

過去の写真の作品もあってそれらも面白い。写真は事実を写すという概念を崩してくれる作品なのだが、それがわかるのは作家自身と、作品について話を聞いた人のみ。くすぐられた。

⑤はBBプラザ美術館「太田三郎展 人と災いとのありよう」

今年のBBプラザはすばらしかった。

⑥は染・清流館 「布の翼」呉夏枝・柳幸典・河田孝郎・照屋勇賢

染織をイメージをいつも壊してくれる好きな美術館での展覧会。照屋勇賢という作家を知ることができたことも大きな収穫となった。