見感 mikan

アート好きのひとり言

今年のベスト10展覧会 その②

昨日に続いて今年の展覧会について。

 

昨日の続きで、その②

李禹煥

12月に兵庫県立美術館で始まった。東京からの巡回。

 

写真の作品がとても印象的。「石が向き合っているように見えるけど影はそっぽを向いている。」自分と誰か特定ではないにしろ、普段の人との付き合いを考えてしまう作品。でもロマンチックでもある空間。

彫刻と絵画を2つのセクションに分けて展示していて、展示構成は李氏自身。

 

平面も最初は時間経過を表現していたのが、突き進めていくと空間を表現していくことになったと。

李氏がアートに向き合ってきた流れを知ることができた。1つ1つを楽しむ以上に全体の雰囲気を味わいたい。

 

年末年始に見ると心が落ち着きそう。